日経平均874円安

Barl-Karth2007-08-17

 株を始めて10年以上たつけど,これだけの下げは初めてだった。もちろん,日経平均の過去のデータを見れば,これ以上の下げは,ITバブル等であったのかも知れないが,そのころは取引はやってなかったので,よく知らない。
 お盆中は,プレステをやったり,法律相談で出張したりという生活だったが,リアルタイムでボードを眺めることも多かった。実にすがすがしくなるほどの下げっぷりだ。
 8月13日〜16日にかけて,株(信用)や,先物(225 やっぱり逆張りは良くない)をかなり損切りした。
 16日の長い下ヒゲ(日経),17日朝のダウ・ナスダックの同様の下ヒゲで,「今日の午後から持ち直すだろう」と思っていた。予想に反し,株価は下げ止まらない。歯医者から帰って,12:30ころボードを見ると,400から500と下げている。さすがに損切り(「投げ売り」ともいう)した。午後から出勤し,2時50分ごろボードを見ると下げは800円台に突入しており,損切りしておいて良かったと思った。これくらい美しい大陰線というのは,滅多に顕れない。
 いわゆるライブドアショックの際は,原因も分かっていたし,その後の株価も予想できた。このたびの暴落に比べると,ライブドアショックなんて些細なものだった。「被害者?」の規模,額はライブドアと比べものにならないだろうが,売り浴びせや空売りをした外人を訴えるわけにもいかないだろう。
 FXは1−2年前イタズラ半分にやったことがあるけど,性に合わないのでやめた。最近は株式以上にFXや先物(225mini)に(株の信用取引の数倍リスクが大きい)手を出している人が多い様子で−いかにも安直な入門が書籍が一般書店で売られている。資産をなくすどころか,負債を抱えた人も結構いるのじゃないだろうか?  
 このたびの相場は,色々いわれているが,ここまで下げる理由が分からないし,株価の動きも予想できない(「下げすぎ」,「そのうち上がる」)くらいのことしか言えない。

 このたびの暴落を機とし,含み損を抱えた株を処分し,すっきりした。