司法試験委員会に対する成績開示請求

 ボ(岡口裁判官)の「どうよ」に扇動され,司法試験(旧司法試験第二次試験)の成績を照会した。以下は,同委員会から開示されたものをそのまま転載する(生年月日・出身大学・当時の職業等はセンシティブ情報なので省略する)。


 数多の法律家がブログを設営しているが,(旧)司法試験の成績をそのまま紹介するのは,このブログが始めてであろう。誰でもそうだと思うが,司法試験を受けている最中は失恋あり,蹉跌あり,怠惰ありと言う具合で,まぁ,いわゆるシュトルム ウント ドランクなのであろう。青春時代が夢なんて,後から成績開示を受けてほのぼのレイク ラ・ボエーム
 この成績表を妻(ピアノ教師)に見せてあげたところ,「ふーん,パパも頭がものすごく良かったことがあったのですね。その頃にお見合いができたら・・・・(「今は,勉強もせず本も読まず学問的に堕落した生活をしているようだが,この評価になんか異議はあるのか」と言いたげな顔−かんばせ−であった)」と述べていた。
 悔しいので,長男(小六)に見せてやったら「父上も大学時代は勉強を一生懸命したことがあったのだ。昔は父上も勉強をしていてリッパだったのだなぁ。」と言われた(父である私は「今でもパパは法哲学キリスト教神学とか勉強しているのだよ。一日2時間は本を読んで思索している」と反論したのだが,妻が,不利益供述を長男に吹き込み,私の供述の信用性はたちどころに崩れてしまった−あんなパパの真似をしてはいけない。法医学者とか真っ当な職業に就きなさい−とか慫慂していた
 二男(小二)に成績表を見せてやったら数字の読み方とか法律学の知識がない様子で,私が,その頃,いかに秀才であったのかを全然理解してくれなかった。しょうがないので,我が家で飼っているハムスター(プーちゃん)に閲読させたら,何らの反応もなかった。