研修所同期の裁判官に当たったのに知らなかった件

 最近,係属中の民事訴訟の担当裁判官が,私と同期で・一緒の勉強会で勉強した仲間だということが解った(一緒の電車で帰ったこともあった・通称キリンさん)。
 どうして今まで知らなかったというと,数回の期日がいわゆる電話会議だったからなのだ。
 当該裁判官は,私が代理人であるということは,知っていたはずだ(準備書面に記名捺印しているから)。しかし,電話会議では,裁判官は名乗らないことが多いし,裁判官名義の文書を発することは滅多にない。
 この訴訟では,訴訟物の特定で結構もめていて,裁判官が「(反対当事者の主張は)訴えの選択的併合でしょうかね」と述べたので,「おぉ,そうです。最後の墓場です! 三ヶ月章もびっくり」と当職が合いの手を打ったりした。どうもこのノリは,受験生時代に一緒に勉強した彼(or彼女)と一緒だと思った。
 それで,○○○ X裁判所 WWWWで検索してみたら,やっぱりそうだった。

http://www.23ch.info/test/read.cgi/shihou/1196334077/
15 :氏名黙秘:2007/11/29(木) 20:45:02 ID:???
「選択的併合は旧訴訟物理論が辿り付いた最後の墓場である。 」
「極言すれば、往来の適当な人をつかまえて飼い猫が死んだ旨の確認を求める訴えを起こすことすら可能である。」
「パンを求める者に石を与えることがないようにせねばならない。」
「落とし穴をもうけて陥るに任せて顧みないに等しい面があることは否定できないのである。」
(なんか,聖書からの引用が多くないか? 三ヶ月)