代用監獄に入居中の被疑者に対する差し入れ

3月3日は雛祭り お内裏様にお雛様 仲良く座ってぽんこぽこん。
実を言うと,本日は日弁連臨時総会なのだけれども,都合がつかないので某弁護士に代理人選任届を託した。

田舎署に差し入れをすると,留置管理の人から色々文句を付けられることがある。私が受け持っていた被疑者さんは,児福・職安の被疑事実(牽連犯)の依頼者で代用監獄に入居中であった。

被疑者である依頼者さんが,本とか雑誌とか差し入れして欲しいというので,
「実話芸能とか,アラレちゃんとか,ちびマルコちゃんとか,カール・バルト説教集とか,モーツァルトの楽譜を購入してきて欲しい」
と事務員さんに命令する。
 
で,購入した雑誌・書籍を携えて,代用監獄に赴き<差し入れ願いまーーーーーす>と申請する。

<先生? この「グチュグチュ ヌチョヌチョ ぬらぬらハメマクリ!」とか,「詐欺師の欺しテクニック大全」とか,その種の雑誌は公序良俗に反しますので差し入れは撤回してください>と言われて,仕方がないので,差し入れはあきらめて,事務所に持ち帰って捨ててしまった。