公訴事実記載例

修習生時代起訴状を起案したりした。実務に入った後は,色々な起訴状を閲読したりした。

1 「てめい 殺してやる」と語気鋭く申し向け,
2 「てめい 殺してやる」と語気荒く申し向け,
3 「てめい 殺してやる」と怒号し,

の違い(公訴事実の記載例)が今もって良く分からない。
1は早口で鋭い感じなのかも知れない(テナー声?)。
2は風邪をひいたようなガラガラ声のような感じなのかも知れない(声が荒れている。乱暴な感じのバス・バリトン声)。
3は我を忘れてこのような大声を発したのかも知れない(したがって,知能犯である「恐喝罪」は成立せず,「強盗罪」の成立を示唆しているように思える。)
 
修習生時代,1−3の台詞を練習して「公訴事実の再現」をしたことがある(こもごも申し向け,もってどうしたこうした)。