法テラスから電話が来た

Barl-Karth2006-07-25

 法テラスから電話が来た。
 今日は,事務所から約100キロ離れた某署で接見だったので,ほぼ一日事務所を留守にしていたのだが,4時半ころ法テラスから電話が来た(午後以降在所の予定と告げていた)。男性の職員であった。以下,そのやりとりの骨子を記する(やや脚色あり)。

職員 昨日電話を頂いて,職員の対応に不十分な点があり,申し訳ありませんでした。
当職 いえ,格別の用件があった訳じゃないんです。「どんな電話対応なのかなぁ」と思って,試しに電話しただけなんです。
職員 今後とも職員の研鑽に努めます。
当職 ところで,「法テラス」と基本契約を締結しないと,やっぱり国選は受けられないのでしょうかね?
職員 うーん。基本的には難しいと思いますが,裁判所の判断なのでしょうね。
当職 刑訴法と「法テラス法」の関係の解釈如何では選任の余地はあるのですかね。
職員 裁判所の判断になると思われます。
当職 ところで,「法テラスとの刑事弁護基本契約の勧奨」はどれくらい進んでいるんですか? 内定者の数は?
職員 内定者の数は,申し訳ないです,当部門では把握しておりません。ただ,各地の弁護士会を訪れて説明会をやっています。早いところでは,4月ころから説明会を始めていますが,まぁ,(開業までに契約者が集まるか)冷や汗をかいています。
当職 で,10月2日には,開所式とか開所記念パーティーとかやるのですか?
職員 開所式はやる予定ですが,パーティーの計画はありません。
当職 ところで,○○さん(職員)は,弁護士の先生なんですか?
職員 裁判官から出向しています。
当職 あーそうなんですか,大変ですね。まぁ,折角頑張ってくださいね。応援はしないけどさ。
職員 ありがとうございます,頑張ります。そうおっしゃらないで,法テラスを応援してください。
当職 検討してみます。うへへへへ。