国・法テラス相手に訴訟を起こす件

法律新聞1面トップに載ってしまった。
 
直近の書き込みで,私は
「以下,きわめて少数の人に話したことなのだが,私は「法テラスと契約しない弁護士は国選弁護ができない」という総合法律支援センターの法制度(ないし法運用)は違憲であると思っているので,国家賠償を提起しようと思っている。もちろん提訴日は10/02である(先の書き込みで10/02霞ヶ関周辺で何かが起きるかも知れないと記載したが,まぁ,そういう意味以上でも以下でもないかも知れない)。」
と書いた。これが情報源の一つであったと思うが,「法律新聞社」から取材を受け,要旨,上記のとおり答えたら,何と9月15日付の法律新聞の1面トップに
「弁護士ら国賠提訴へ 『経由強制は違憲』 職業選択の自由主張,立法責任も追及」
という記事が載ってしまった。
「町の弁護士の話題」みたいなノリで3面の端っこに載るかなと思っていたら,なんかすごいことになってしまった。
同業者ならご理解いただけると思うが,弁護士が他人の代理人でなく自らが訴訟の当事者になる(オンブズマン関係の訴訟や接見妨害などである)というのは,面倒だし,モチベーションも上がらないし,要するに気が進まないのだが,法律新聞が記事にしてしまった以上,腹をくくるしかない。
で,書きかけの訴状を別の日付でアップする。読者諸賢のご批判を仰ぎたいと思う(コメント欄でもメールでも可)。
それから,この訴訟の原告本人・訴訟代理人になってくれる方もこの場を借りて募集します。原告としては,弁護士さんの外,「10月2日以降,被疑者・被告人になる予定で国選弁護人を選任したい」という人も原告になれます。

「綸言汗のごとし(笑)」「一度吐いた唾は飲み込むなかれ」です。お約束のとおり,10月2日に,霞ヶ関でお会いしましょう。