法テラス タライ回して 電話も不通

Barl-Karth2006-11-08


(盥−タライ−2個−これを本当に回した人はどれくらいいるのか? 私は,弁護士バッジや独楽−コマ−なら回せるが,タライを回すことはできないと思う)
2泊3日で上京していた。なぜ,私が上京したかは守秘義務があるので書けないのだが,3日とも充実した日を過ごしました。
お茶の水山の上ホテル」に泊まったので,あそこの坂(通称明大通り)にある店舗に立ち入り,ヴァイオリンやギターや本(三省堂・CLCお茶の水クリスチャンセンター書店)を買いまくって濫費の限りを尽くしてしまった。


http://www.yamanoue-hotel.co.jp/
http://www.clc-shop.com/about.html

私のクレジットカードはダイナースで,金額使用制限はないからその辺の問題はないのだけれども,帰りの新幹線で,荷物が重すぎて死にそうになった。まぁ,そういう話はよいとして・・・・。

http://plaza.rakuten.co.jp/kokyu/diary/200610250000/



あちこちのサイトで,法テラスに対する苦情が書いてある。法テラスに電話すると「弁護士会」の電話番号を教示される。弁護士会に電話すると約70パーセントは話し中。
というような苦情である。
当地の弁護士会は「222-3765」という番号のみ公開−電話帳等で開示−している。しかし,この番号に電話しても常時話し中である。だから,弁護士(当地方弁護士会会員)に対してはウラ番号が公開されているのだが,そこに電話しても,たいてい「話し中」で3分置きに3回電話するとやっと通じるのです。
法テラスは,そもそも,ユーザーフレンドリーなインターフェイスの設計ができていないんだよね。法テラス事務所に赴き法律相談を予約する。そうすると,こめんどくさそうな申込書を書かされる(収入・資産・家族構成・住所・生活保護受給の有無等々等々)。この書類を職員がチェックして−審査のために数十分待たされる−,「残念ながら法テラスの無料相談は受けられません。法テラスのオフィスの上に弁護士会の相談窓口があります。」といわれて,場所を移動する(昔ならいわゆる「提携弁護士」として懲戒されるようなやり方だ)。
そうすると又しても,「法律相談予約申込書」みたいなものを書かされて,再度,数十分待たされる。相談は有料で30分5250円。こんなたらい回しされるくらいなら,法テラスなんかに行かないで,町中で開業している法律事務所−一見のお客さんを歓迎する事務所もある−か,街中に座っている占い師に相談した方がましではなかろうか?

東京方面の弁護士会の電話回線がどれくらいあるのかは良くしらない。しかし,それにしても弁護士会職員さんはみんな忙しそうで,お客さんを捌くのが精一杯みたい。気のせいかも知れないが,顔色がよろしくない職員が多い。



私が,弁護士会に電話した用件は,贖罪寄付のことであった。つまり,現在受持の刑事事件(私選)で「贖罪寄付」をしたいのだが,寄付の宛先は,「法テラス」なのか「財団法人法律扶助協会」なのかということであった。
弁護士会の担当者は,「法律扶助協会は,未だ存続しています。寄付の宛先は,扶助協会です」と説明し,さっそく書式を事務所にファックスしてくれた。
ことのついでに,「法律扶助協会が消滅したら,贖罪寄付は法テラスにすることになるのか?」と担当職員に聴いてみた。「その辺の話は,全然煮詰まっていない」と言うことであった。
<「法テラス」に贖罪寄付するくらいなら,どこかの慈善団体に寄付しよう。税金の問題なんて被告人さんにとってそれほど問題ではないし・・・・>と考えた。