弁護人提出書面作成と第九

公判前整理手続の各種書面を9時半過ぎに検察庁と裁判所に届けた。何とか期限を遵守できたので,措置請求はないだろう。おかげで,にいがた祝祭コーラスの練習は欠席だった。検察庁や裁判所は,何かにつけて私の音楽活動を妨害することが多い。「オケ会わせ」の2時間前に第1回整理手続だ。悪夢がよみがえる。裁判所の当直に書面を「直ぐ裁判官に届けてくれませんか?」と要請したら,陪席がまだ勤務中なので,これから届けるとのこと(午後10時5分前)。
検察官請求証拠の見極め(同意不同意,異議あり異議なし)は,相方弁護士に任せていたのだが,「たぶん異議なし」とPに伝えておいた証拠は不同意とした。ちょっと申し訳ないのだが,プラスマイナスを比較考量すると,矢っ張り不同意だな。まぁ,○号書面で証拠決定されるかも知れない。同弁護士の起案した「求釈明申請書」は簡明ながら結構鋭い。訴因構成がはっきりしないと防御のしようがないから,当然の求釈明なのだよ。

私の主張予定書面を立命館の後藤貞人教授(弁護士 日本刑法学会の受付業務でマメに働いていた)が読んだら,目をむいて怒るかも知れない(熱海の合宿ではなぜか後藤弁護士と相部屋が多い。S先生はあまりにもいびきがうるさいので,個室隔離)。
私が「秘密の話」という合意で「最近の修習生は,異議出しのタイミングが悪い」という話をしたら,翌日の会議で後藤弁護士が暴露してくれた。こういうのを秘密の暴露という。

時節柄,パーティーが多く,飲み過ぎの日が続いている(ロースクールのパーティーで3次会まで付き合ってしまった。妻によれば,夜中にかなり狂ったピッチで第九の練習をしていたらしいが,そういう記憶は全くない)。