レクィエム 出演オーディション

 本日午後8時30分から,にいがた東響コーラスの出演オーディション(モーツァルト レクィエム)を受験してきたから報告する。


 午前10時少し過ぎに事務所へ出勤した。今日は格別の来客もないので,起案に終始した。水俣関係の書類,ニュージーランド在住の事件関係者へのメールの点検(当職は英作文が不得手なので,事務員さんに下請け),入国管理局長宛の申し入れ書起案等々であった。
 12:15分ころから株価をチェックし,利が乗った株を売り抜け,ある株(電気関係)に空売りを仕掛けた。

 その後は,楽譜(モツレク ブライトコップフ出版 ジュスマイエル アイブラー補完 ロビンス ランドン校閲)を眺めた。
 出題範囲は予告されていたので,歌詞を確認した。
 Confutatisの26小節以下の歌詞(Oro suplex et acclinis, contritum quasi cinis gere curam, curam mei finis.)の暗記が不十分だったので,ラテン語の歌詞を万年筆でチラシの裏に5回くらい筆記し,暗記した。
 Sanctusのオザンナも出題範囲だったので,さらった。ブライトコップフの楽譜では21小節以下に(エクス チェル シス)の歌詞が書いてないので,指導者からの指示に従い練習した。
 その他の出題範囲は暗譜で精確に歌う自信があったので,練習とか譜読みをしなかった。

 6:30分ころ,試験会場(りゅーとぴあ練習室)に赴いた。男声は誰も来ていないのでソプラノ・アルトのお姉様方とお嬢様方(約18名)と一緒に音あわせをした。本番の出題範囲は,Benedictus のオザンナ,コンフターティス11小節アウフタクト(バスが出だし)ラクリモーザの最初の8小節であった。
 ベネディクトゥスのオザンナが本試験出題であるとは想定外であった。ここは,ジュスマイエルが創っていて,余り面白くないのだが,アンサンブルで歌うと明るい色調でフーガが結構複雑に絡み合っていることが分かった。バスパートとしては,69−71(8分音符の連続)小節に転調があり,結構難所である。 
  8時20分ころ,りゅーとぴあの職員が試験室に受験者を誘導した。

 最初に受験者全員が,本番出題範囲をおさらいし,その後,試験本番であった。
 パートリーダー10名とりゅーとぴあ職員2−3名,コレペティトゥアと採点者山神先生が試験会場に待機していた。これだけで結構なプレッシャーだ。
 
 私は8時30分組第2番であった。司法試験の口述試験並みの試験なので,悪い思い出がよみがえる。主観的にはちゃんと歌えたと思っているが オザンナで代で少し出遅れたかも知れない。