修習生が4人来た

 司法修習委員会委員長に,「手頃な保全・仮差事件を依頼されたので,修習生を派遣してください」と電話したら,(修習生が実務修習中に保全事件に当たることは余りないらしい),修習生が4人来た。


 「君たちを戦力としては期待していない。まぁ,私がこれから4時間くらいで書面を仕上げ,明日の朝一番に提出する。君たちは,疎明資料を読んで起案してください。仮差命令申立書・請求債権目録・別紙仮差押債権目録,別紙当事者目録,法務局に保証金を積むときの委任状と供託書−代理人は確認を請求する。弁護士Barl Karth」,債権者の陳述書,弁済充当の説明書面」

 宿題を課して約4日たつが,修習生の誰からも宿題の回答をもらっていない。トレイナーとしてはぷんぷん怒っている次第であり,該当修習生に「不可相当」という意見をつけてやるつもり。