2ちゃんねるにおける業界人ネタから抜粋

954 :無責任な名無しさん:2008/03/06(木) 23:05:26 id:ojcPBdXf
先日テレビで「それ僕」はじめて見たけど、余りにリアルで感動した。
とくに秀逸だと思ったのは、当番弁護士の接見メモの証拠調べ請求のやりとり。
B「では当番弁護士の接見メモの証拠調べ請求をします。被告人が逮捕直後から無実を主張していたことを立証します」
P「すべて不同意です」
B「323条2号の業務文書または3号の特信書面として請求します」
P「要件を満たさないと考えます」
J「裁判所も業務文書等に該当しないと考えますので却下します」
B「ただいまの証拠決定に異議を申し立てますので、書記官、記録に留めて下さい」

これって、リアルすぎるわ。どんなに苦労して証拠集めても、片っ端から却下される刑事弁護の虚しさが端的に描かれている。
でも、法曹関係者以外には意味わからないだろうね。
伝聞法則なんて専門的すぎるだろ。



970 :無責任な名無しさん:2008/03/07(金) 02:14:49 id:yQQRXrhM
 「ただいまの証拠決定に異議を申し立てます」と当事者から述べられたら,
裁判所は,対立当事者の意見を聞いた上「異議認容,異議棄却」を決定する
義務があるのではないか?
 その際は「裁判長限りの判断」で決定できないので合議部の場合裁判長は
右向いてゴニョゴニョ,左向いてゴニョゴニョ(形だけだけれども)合議した
上,「弁護人の異議を棄却します」という手はずになるはず。
 単独体の場合は「うーん」と考えたふりをして,「異議棄却」と言うことになろう。

 この種の戦闘に際しては「伝聞法則学力 筋肉化」を要する。そういう芸当(学力)がない若手同業者が少なくないことは,誠に遺憾である。
 参照
http://lodaichi1.exblog.jp/7202830/