裁判官は守られているが,それでも家族とともに体を張っている。

 浜松の秘密集会で,裁判官の娘さん(弁護士)の体験談(幼少時)を聞いた。
 彼女が学校から帰ってみると,官舎の出入り口でパトカーが警備していたのだそうだ。
 何でも同じ官舎に住んでいる裁判長が過激派幹部だかヤクザの被告人に死刑判決を言い渡し,報復(テロ)が懸念される事態だったので,官舎全体に警備体制が敷かれたのだそうだ。
 「うちのお父ちゃんも裁判官でここに住んでいるから,爆弾仕掛けられて,うちらが巻き添えで死んでも,それはしょうがないわ。運命だと思ってあきらめるしかないわ」とか,姉妹と話していたそうだ。裁判官も裁判官の家族もそれくらい根性が座っている。