日弁連総会の議事概要

「(高の俗字)島章 弁護士」で検索したら,懐かしい文書が検索された。

http://www.nichibenren.or.jp/ja/jfba_info/organization/data/080530.pdf

日本弁護士連合会第59回定期総会報告
2008年5月30日(金) 於・大阪府大阪市
(参照 http://d.hatena.ne.jp/Barl-Karth/20080601

高島章会員(新潟県)「裁判員関係の予算について、どのような支出を予定しているのか。裁判員裁判については、すでに2つの単位会から延期の決議がされており、大部分が反対しているような情勢下にあって、いかなる正当性があって予算を策定したのか。」

福島康夫副会長「裁判員制度関係は、裁判員制度実施本部について4,900万円の予算組みをしている。それ以外に、裁判員制度広報啓発事業費支出として2,000万円と予算組みをしている。裁判員制度広報啓発事業費支出というのは、裁判員制度のマンガの出版、パンフレットというものであり、裁判員制度のマンガの増刷分等を予定している。裁判員制度実施本部の4,900万円の予算については、委員会の旅費等で大体3,000万円近くを、マニュアルの検討の旅費等を含めて200万円程度を、法廷弁護技術研修で約1,900万円を予定している。第2番目の問題については、来年5月21日に裁判員制度の実施が決定されている。この問題は、司法改革の一番最大の問題で、その一番の正念場にかかるところである。この中で研修を充実させ、それから対応態勢を確立させるということは、弁護士会の責務であり、予算の計上については適正なものだと考えてい。」