2007-02-08から1日間の記事一覧

自然法に期待するな

再建主義の批判者は、だいたいにおいて自然法論者である。 「聖書の法などに帰らなくても、特定宗教色のない『自然法』でよいのではないか。」 今のクリスチャンのほとんどはこのように考えている。 しかし、彼らは、自然法はカントにおいて埋葬されたという…

国は個人の出産について口出しするな2

聖書的な支配概念について1で述べた。 これに対して、2つの異論が起こった。 一つは、教会中心主義。中世ローマ教会による全的支配である。 もう一つは、国家中心主義。個人や家庭の生産的領域にまで国家が口をはさむようになった。 国は個人や家庭を利用し…

国は個人の出産について口出しするな

女性を出産機械と表現した厚相。 「人は心に満ちているものが口から出る」と聖書にあるとおり。心にこういった気持ちがあるのだ。 どういった気持ちかというと、「個人の出産についてまでコントロールする人間」としての気持ちだ。 これが国家が神となった国…

富井健先生のご論考(紹介)

私淑する改革派・ポストミレニアリズム(&リバタリアニズム)神学者富井健先生のご論考を紹介する。同先生からは,包括的転載許諾を得ている。