いわゆるクールビズ

Barl-Karth2005-06-15

今日は,裁判所に出向く用事(債権者集会 といっても 債権者は一人も来ない)があり,ネクタイなし・上着なしで出向いた。
出所の際,妻に「蝶ネクタイで行く」といったら「(そんなことをしたら)離縁します」と言い放たれた。「最近の書記官は,みんな蝶ネクタイとかしているよ」と反論すると,「また『みんな』ですか。幼稚園の生徒さんみたいだわ。」と反論され,言葉が出なかった。検察官との熾烈な応酬の際は,冷静にかつグサッと反論できるのだが・・・

裁判所では,「おや先生クールビズですか」等の話題もなく,モノの5分で集会は終わった。裁判官は,確か,ネクタイのみ(記憶曖昧)。依頼者は,ネクタイなし。管財人(弁護士)はきっちり上着・ネクタイ着用であった。

いわゆる法服だが,あれは絹製で夏は涼しく冬は暖かい。着ているかどうか分からない程度の生地の軽さで,着ている本人は楽なのだが,依頼者や回りには,暑苦しげな印象を与えるので,いかがなものかと思われる。書記官は綿製で重たく,夏は暑い(冬はどうだろう?)

重大判決言い渡しで,メディアのカメラが入っているのに,退廷の際にドアのノブに裾を引っかけ,右腕部分を法廷に置いてきた裁判官がいた。