ライブドアショック(3日目)

Barl-Karth2006-01-20

ライブドアショックの行く末は?

私の投資戦術は,基本的には,テクニカル分析である。7割が「トレンド追従(例えばドンチャンブレイクアウト)」,2割が「底値買い(下値抵抗線近接銘柄)」,1割が「空売り」という感じだ。
私の本業はトレーダーではないので,自分のアイデアで指標の組み合わせを編み出しているわけではない。5年以上は持ちこたえている「古典的名著」を読み込み(6000円とか1万円以上とかとても高い。法律学で言えば,我妻先生・団藤先生なみに風雪を耐え抜いた名著)−司法試験なみの勉強集中力がないと読みこなせない−,株価分析ソフトを使って検証し,「これならいける」という「秘法指標ブレンド」を編み出し(秘法だから当然誰にも教えない。)その「秘法」に冷徹に従って(一切の感情・思惑をそぎ落とし),売ったり買ったりする。 
最近,株式テクニカル分析スイングトレード)の古典的名著を読み,(一般的にはほとんど使われていない)「CCI」「CMO」という指標が,意外に手堅いものであるということが分かった(もちろん「CCI」「CMO」のみで売買の意思決定をすると確実に損をするのだが,1「値動きとの相性」2これら指標と「ある種の指標」との組み合わせが大切だということが分かった)。「RSI・RCOボリンジャーバンド」の意外な使い方とか,結構この1年くらい勉強した。


そうはいっても,このたびのライブドアショックで,テクニカル分析は,暫く使えなくなってしまったように思われる。テクニカル指標は,このような「サプライズ」に弱いものだ。私が日夜愛用し,研究しているスイングトレード分析ソフトは,「売れ」指令を出しっぱなしなのだ。これでは,「ブレンド指標に冷徹に従う」と投資方針は,さすがに使えない。


(極めて広いで意味で定義するところの)「ファンダメンタル」に「ライブドアショック」は短中期的に影響を与えている。
しばらくは,「投機家大衆心理学的テクニカル分析」を使わないといけないだろう(私は,この種の分析・トレーディング手法を完全に習得した自信はないので,まぁ,「おっかなびっくり」で試している段階である)。で,「古典的名著」との評価が定まっている「精神分析医師兼投機家」の著書を勉強している次第だ。

昔,NHKで「連想ゲーム」という長寿番組があった。(ヒントを与える役が「電動」と言ったところ,「こけし」と回答したレギュラー回答者役(女性)がいて,翌週の番組では−○○回答者役は都合により暫くお休みします−,との表示板が席に掲示されていた。私の父母は,「電動」→「こけしと放送された瞬間「ぶちっ」とテレビの電源を消した。詳細は省略するが,どう考えても「やらせ」ではないと思われる
モーツァルト(<フィガロの結婚の定評ある日本語訳ピアノスコア>も結構危ない。フィガロ→マルチェリーナ,ドン・バルトロ,ドン・バジーリオ「そろうて来たぞよ。基地概算引き。何しに来たぞ!」スザンナ→マルチェリーナ「ばばぁ!」なら,モーツアルトのオリジナル総譜をいじらなくて済むのだが(「何しに来たのか! ちょっと精神的に問題のある方」・「お年を召した方!!」をリズムに乗せるためには,かなり無理な編曲・改作をしないといけない。その辺の問題は,東京芸大博士(音楽)宮本益光先生が詳しいかも知れない。

http://www5a.biglobe.ne.jp/~son-net/65261840/

メサイア」や「聖書」の旧日本語訳も,不快語満載(オシ・メクラ・アシナエ)の連発で,これを「口がきけない人は,しゃべれるようになり,目の見えない人は見えるようになり,足の不自由な人は踊り出す」なんて言うレチタティーボ(アルト)で歌うなんて,絶対に出来ない。耳が肥えていて,聖書を読み込んでいる聴衆は,憤然として席を蹴ってホールから退出するであろう。

すいません。株の話から,脱線してしまった。軌道を修復します。えーっと,連想ゲームと株価投資戦術でした。 
虚業」は良くない→マザーズは怪しい→やっぱり目に見える物を製造して売っているという「実業」が一番だ。しかも風雪に耐え抜いている1部上場株を買うのがよろしかろう→お値頃の実業1部上場株はないかなぁ?→そうだ!!なんと言っても新日鐵だ!!!」こういう「大衆心理(アンジッヒ)」及び「大衆心理の動きを見抜いた人(戦術家)」は結構含み益を出しているのじゃないかしら。

脱線
どうも,私は職業生活においても良くない評判がある様子である。「<Barl弁護士の書面は,ディティールにこだわりすぎていて,要件事実や間接事実をずばっと書いてくれない。><柏戸の出身地? ハクビシン? 「沼に電流を流したらナマズが飛び出してきたので,これを魚市場で売って大もうけした」「私は酒が大嫌いで,飯場では花林糖などの甘いものばかり食べていました(トンネルじん肺)><脱線が多くて主張の本筋を把握するためには,読み込みのため相当の労力が必要だ。><何か文学的・哲学的韜晦だよね。それなりに面白いけど>」ということらしい(伝聞)。

本当は,これから,ライブドアショックの本筋を書きたいのだけれども,配偶者が「土日には,温泉に連れて行け。月夜の晩ばかりじゃないのだから気をつて帰りなさいね。モーツァルトやバッハや美人の日本人ソプラノ歌手の追っかけに淫しているとと良くないことが起きるかも知れないよ」と脅迫しているので,事務所から出所する。
添付した写真は,音楽博士宮本益光先生のウェッブからから引用した。「博士」というのは,謹厳実直・学問一筋という印象がもたらされるのだが,宮本先生はちょっち,違うみたい。実物を見て共演したのだが,結構ぶっ飛んだ人だ。

http://www.pylonsoft.com/