ITJ法律事務所は集団訴訟がどれくらい難儀なものか知っているのか

私は,これまで,「水俣病訴訟」・「青春を返せ訴訟」・「ココ山岡訴訟(地方事務局長)」・「トンネルじん肺訴訟」等の大規模集団訴訟に携わってきた。
弁護士一人あたり,数人の受け持ち依頼者を割り当てられ,依頼者から事情を聞いて陳述書を作成し(場合によっては事情聴取だけで一人あたり数日かかる),関係証拠を整理し,個別依頼者ごとの主張を構成する。
大変な作業である。中には,神経や身体を壊す弁護士もいる。
ITJ法律事務所は,200人以上の依頼者を受け,本当にそのような作業をする気持ちがあるのか,人的能力があるのか?

同法律事務所のウェブ上の宣伝は,よほど根性が座っているか,よほど無責任であるかのどちらかである。