カール・リヒターのDVD

Barl-Karth2006-02-28

最近,カール・リヒターのDVDを入手した(マタイ受難曲ヨハネ受難曲ロ短調ミサ曲・カールリヒターからの贈り物,私の妻が私のために購入したもので,「立替金を払え」と督促されている。ブランデンブルグ協奏曲もあるが,これはパス)。
往時の音楽家は大らかなもので,カール・リヒターもインタビューを受けながら(The legacy of Karl Richter),タバコをくゆらせていた(キーボードを弾く人は女性でも男性でも喫煙率が高い)。
驚いたのは,フィッシャー・ディースカウがタバコを吸いながらインタビューを受けていたことであった。ディースカウは,シュバルツコップフとだいたい同年代で,最近亡くなったバリトン歌手で,とてもストイックな感じがする人なのだったが・・・・。
「バス(バリトン)は,喫煙しても良いのだな」と,改めて意を強くした次第である。
ペーター・シュライアーがとても若い。5年くらい前,池袋でビラー(聖トマス教会カントル)指揮のゲヴァントハウス・マタイ受難曲を見に行って,そのときのエヴァンゲリスタもシュライアーだったが,推定60代後半にもかかわらず,こいつは,化け物みたいな感じがする。姉歯に少し似ている。

リヒターの指揮は,分かりやすいのか分かりにくいのか分からない。手の甲を見せるなって・・・・・ 
http://www5.plala.or.jp/teddy-ka/index.html