東京地・高・簡裁の喫煙所のこと,口の軽い裁判官

出張で東京高裁民事部に赴いて,現在,日弁連地下「桂」からライブで書いている。
東京地・高・簡裁(以下「同庁舎」という)は喫煙者を人間扱いしておらず,1階の隅っこの方と,14階(裁判官室や書記官室があるところ)に喫煙所が設置されている。
期日の時刻まで,1時間くらい余裕があるので,東京駅から歩き,同庁舎に到着後まだ30分くらい余裕があったので1階の喫煙所で喫煙した。
午後3時ころ,30人くらいの喫煙者が喫煙していたのだが,ざっと見た限り,半数以上が修習生バッチを付けていた。彼ら/彼女らは,裁判官室(12階より上方)からわざわざ降りてきて,喫煙しているのかしら?
ボツネタ主催の岡口さんは,喫煙者を目の敵にしているかのような情報を提供しているが,喫煙癖のある修習生の人権に対して,東京地裁は,ある程度の配慮をすべきではなかろうか?


(今日のことでなく前の出張の折であるが・・)
14階喫煙室で,東京高裁(刑事)の左陪席をしている裁判官(修習生時代世話になった人)とご一緒した。
「東京まで出張したって良いことなんて一つもありませんよ。」と嫌みを言ったら笑われた。
高裁民事部の左陪席(この人とは,弁護士になって以降,クリエイティブな主張をしたりして色々ご迷惑をおかけした)とも廊下ですれ違ったのだが,開口一番「Barlさん!<自由と正義>読みました。頑張ってね」と言われた。デリカシーのないやつだ。

新婚旅行(あるいは新婚間もなくの旅行)で偶然に神戸駅のコンコースで同期の裁判官とすれ違った。口述浪人で一緒に勉強した人で,SFCG等高利金融で,現在の最高裁のトレンドを先取りした判決を沢山書いた人なのだが,「Barlさん,同棲生活のうえ結婚したんですよね? お隣の綺麗な方は?? あれ?修習生時代に僕に紹介してくれた人と,少し違うじゃないですか?」と当職のセンシティブなプライバシーを暴露しまくった。訴追委員会に弾劾請求してやろうと思ったのだが,阪神大震災よりも前のころの話なので,時効だろう。