癒しのモーツァルト?

著名な法律書籍出版社から「癒しのモーツァルト」のダイレクトメールが送られてきた。オイオイ,法律書出版社が,そんな商法やって良いのかい。「免疫増強・生活習慣病・ストレスに良く効く」という触れ込みでモーツァルトのCDが一枚約2600円で売られているのだ。新録音だったら2600円でも良いと思うが,カラヤン小澤征爾・コリン・デービス・ネビル・マリナーの旧録音のパッチワークなんだ。
モーツァルティアンである私としては,こういう商法は許し難いものだと思っている。
私が,事務所でモーツァルトの「レクィエム (ディエスイレ ラクリモーサ)」か「俺のケツ嘗めろ」「音楽の冗談(これは声楽曲ではないからチェロで弾いてあげる。切れた弦はヤマハで買ってきた。音楽の冗談のスコアを持っているが,モチーフ(タンタンタン タンタンタン タタタタータータンタンタン タタタタタータータンタンタン タータタタ タリラ タリラ タリラ タリラ タタタタタタ タン(このブログでは,四分音符や八分音符や16分音符が使えないので,<ノリ>で理解してもらいたい)自体が楽理的に見て破綻している。第一楽章の最後は,収拾が付かない状態で不協和音でもない「非(和)音」で完全に全面的・完全的に破綻している)」とか「インターナショナル(ドイツ語かフランス語か日本語)」か「ルター作 神は我がやぐら(ドイツ語か日本語)」を歌ってやる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%BA%E3%81%AE%E5%B0%BB%E3%82%92%E3%81%AA%E3%82%81%E3%82%8D


私の歌声に傾聴すれば,インチキパッチワークCDを聴くよりよほど癒されると思う(増悪しても知らないけど)。あと,高橋薫子先生やエンマ・カークビーの「エクスルターテ イゥビーラーテ」を聴いた方がよっぽど「癒される」ことを保障する。


http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%86&ei=UTF-8&fr=slv1-adbe&x=wrt&meta=vc%3D

特に高橋薫子先生のデスピーナ(コシ ファン トゥッテのニセ医者−ドイツのメスメルさんが開発した大がかりな医療器具<電磁的詐欺的治療器具>を使う−や,なんちゃって公証人−ベッカビービ−(えっへん えっへんという咳が可愛い)はなごんでしまう。