勉強なんてカンタンだ!

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 私の長男は小6、二男は小2なのだが、いずれも成績不振なのだ。父親Barl、母親××の元に生まれ育ったのだから、「地頭」は良いはずなのに、テストの成績が悪い。日常生活も朝起きて階下に降りて「ただいま」と言ったりする。長男は、当地の私立中学
(私の大先輩の同業者−弁護士−が理事長をやっている)

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の模擬試験を受けたら、38点(100点満点)だった。

 我が家の書棚にいつの間にか「齋藤孝のガツンと一発シリーズ第1巻 勉強なんてカンタンだ」という本が置いてあった。
 勉強に行き詰ったBarlがパラパラと同著を拾い読みした。

 勉友をつくろう ふたりでやれば覚えられる
 声に出して読んでいるときに、アタマは一番よく働く。
 大学生になって、たとえば法律を勉強するときも、子どものころに算数をやっていた経験が、とっても生きてくるんだ(著者は東大法学部卒業)。
 という事だ。

 私の民法学の師匠は

「私は中学や高校でユークリッド幾何学を勉強していたが、サッパリわからなかった。でも、大学を卒業して民法を教えたり研究したりするようになって、改めて、ユークリッド幾何学の勉強をしたら、とってもよくわかるようになった」としみじみ語っていた。

 私もこの歳になって、行為論や因果関係論を改めて勉強しているのだが、そうしたら、存在論とか認識論が少しは分かったような気がした。

 司法試験を受けていた頃は、「企業会計原則」を暗記する為にチラシの裏に「企業会計原則」を写経した。