法テラスオペレーターの身分

 当職は,オペレーター氏に対し「あなたは,法テラスの職員ですか? もしかすると法科大学院在学中のアルバイト?」と聞いた。オペレーター氏は「私は,法テラスの職員等ではなく,法テラスの委託を受けて派遣されている受託業者です」と答えた。「どこの会社から派遣されているのですか」と聞いたら,「私自身答えて良いかどうか分からないので,上司に代わります。」と答え,またもや数分間,電話が保留された。
 その後,「情報提供課」職員と称する者(男性)に電話が代わり,被派遣者(テレフォンオペレーター)は「アクセンチュア」という業者から派遣されていることを教示された。何でも政府公報配達に伴い,20名程度のオペレーターの派遣を受けているそうだ。
 ここまでの情報を得るのに,電話代が600円くらいかかった。
 しかし,こういう電話をニッセンに掛ける私は,大人げないのだろうか?

 ウィッキペディアによると「アクセンチュア」は社会保険庁検察庁のシステムに深く関与しているらしい。さすがに法務省監督下にある法テラス(私は,この愛称は使わず,「ニッセン−日本司法支援センター」と呼んでいる)だけのことはある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A2


2007年に社会問題化した社会保険庁システム開発には、日立、富士通らとともに参加しており、基盤ソフトウエアの設計を担っている他、検察情報システムや登記情報システムの導入にも関与している。

また、出入国管理業務の業務・システム開発を受注しているが、この際10万円に満たない金額で大規模な開発を受注した事実が明るみに出、国会や一部のマスコミからも批判を受けた。実際には入国管理局へのコンサルティングとゲートシステムの実験を発注前に行う際、既に1億円近い金額で競争入札を通さずこれを受注しており、事実上、システム開発委託に関する一般競争入札逃れ(自己指名)だったといわれている。

 アクセンチュア社はニッセンで以下のような問題を起こしているらしい。

http://www.houterasu.or.jp/news/houterasu_info/200800714.html

http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E6%B3%95%E3%83%86%E3%83%A9%E3%82%B9+%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A2+%E3%82%BB%E3%82%AF%E3%83%8F%E3%83%A9&ei=UTF-8&fr=slv1-snvaio&x=wrt