中川大臣の失態と外為相場

市場がクローズしている間にローマでG７開催ということで，金曜日にFXのポジション（豪ドルと米ドルいずれも買い）を手じまうかどうか迷った。経済ニュースを見ると，為替に関する要人発言の予定はないということなので，そのままにしておいた。
　今日は，どちらも夕方から騰げている（円安）。これも中川大臣の二日酔い会見のおかげだろう。「こんな人が大臣じゃぁ。」というのが現在の円安の原因ではないだろうか？
　そう考えると，中川大臣のこのたびの失態は，深謀遠慮の末の捨て身の円安介入パフォーマンスだったのじゃないかしら？
　私も酒の上の失敗で痛い思いをしているので，中川大臣はこれからも同種の演技で，為替相場安定に貢献してもらいたい。

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（２ちゃんより・・・，中川大臣に対抗して，ヒラリークリントンがストリップして円安を阻止するらしい。）

＜１８：３０＞　ドル92.08円まで上昇、中川財務相「辞めろといわれれば、辞める」

　夕方の取引では円が全般に弱含みとなり、ドルは一時９２．０８円まで上昇。ユーロ／円も１１７．５０円までじり高となった。この日の東京市場でドル／円、クロス円がともに底堅い動きとなったことで、夕方から取引に参加した海外短期筋が下値に買いを入れ始めたという。一部のクロス円に出資案件に絡むと見られる買いが目立つとの指摘もあった。 　中川昭一財務相兼金融担当相は１６日夕、Ｇ７後の１４日の記者会見で、ちぐはぐな受け答えをしたと指摘されている問題について「辞めろとわれれば、辞める」と述べた。麻生太郎首相との会談を前に、官邸内で記者団に語った。 　市場では「ドル／円、クロス円ともショートカバー含みの動きになっていたところに中川財務・金融相の発言が出たことで、ショートカバーが強まった。ただ、中川財務・金融相が辞めたとしても日本の為替政策が大きく変わるとは思えず、為替への影響は限定的だろう」（国内証券）との声が上がっている。
　（東京　１６日　ロイター）

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