銃刀法の事件(公判)

 本日,銃刀法事件(黙秘)の公判があった。
 午前中,家裁で調停事件があり,その後,事務所で最終的記録検討をして,公判に臨んだ。どうということのない事件なのに,傍聴席にたくさん傍聴人がいた。よく見ると,検察事務官(首に何かネームプレート様のものをぶら下げている)と修習生数名みたいだ。裁判官席の左下にも3人くらい修習生がいる。
 検察官は,包丁を何本も携行して法廷に臨場した。物(ブツ)として取調を請求するためなのだが,検察官の行為は,少なくとも銃刀法違反の構成要件に該当するし,もしかすると,凶器準備集合罪の構成要件に該当する。なぜ検察官のかかる行為が犯罪を構成しないのか疑問に思った。法廷内で包丁をちらつかせる検察官を現行犯逮捕しようかと思ったがやめておいた。
 当弁護人は,「物の取調に異議なし」と意見を述べたが,裁判官は,証拠採用しなかった。
 その後,裁判員用評議室(?)で進行協議をした。修習生が金魚の糞のように付いてきて,うざかったが,好みのタイプの女性修習生もいたので我慢した。
 最近新設されたN地裁刑事棟だが
1 法廷内の明かりが暗いので弁護人席にデスクライトを付けてもらいたい。
2 書記官室内(裁判官室の直近)に喫煙コーナーがあったが,あれは如何なものかと思う。
3 今度「拘束室」と見学させてもらおうと思う。自分がいつ入るかも解らないので・・・。