2008-01-26から1日間の記事一覧

「消費者に選択眼があること。選択の自由があること」

「あそこの八百屋は安くておいしい」「どこそこの理髪店はへたくそ」「あそこのクラブは美人ホステスが多い」等々消費者であれば,選択眼を持つ。「商品が悪かったら別の店に行く」という「選択の自由」を消費者はもっている。 しかし,「弁護士にサービスを…

恒産なくして・・・

その上,弁護士は誘惑が多い仕事だ。お金のことだ。たとえばの話,サラ金から取り戻した過払い金(預かり金)を多少ちょろまかしても容易に足はつかない。お客さんの経済的困窮に乗じて体で払ってもらったり(実例あり)。 私も金銭欲はあるから,お金はでき…

「変な品物を買っても消費者の損害が致死的でないこと」

愛想の悪いホステスさんに接客されても,多少金を損をして不愉快になるだけ。味の悪いリンゴを買っても死ぬことはない(食中毒は困るが)。理髪店で耳をちょん切られるということもあまりない(ウサギでなければ)。テレビやパソコンを買って故障したら,修…

弁護士人口問題

あちこちのブログで弁護士人口問題が取り上げられている。特にyoutubeでも取り上げられた「売り上げ−利益ではない−25万円」の弁護士さんは大きな反響を呼んでいる。 競争原理の導入というのが増員論の根拠らしいが,これは間違っていると思う。 「消費者に…