2008-04-26から1日間の記事一覧

「被害感情」は違法性論・刑罰論で基礎づけられるか?

(2008/04/28 20:42 改訂) 判決(量刑の理由)において,「被害感情は峻烈である」と説示し,重罰を基礎付けることがある(光市母子殺害事件等)。 しかし,法哲学的・刑法基礎理論的に見て,このような説示が正当化されるか,少しく疑問がある…

ここも参考になる。

http://www.geocities.jp/humanrightspolicy/past/rs026/07.html ここで参照されていた原田國男博士の論文を読んでみる。

参照 敵(味方)刑法

http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/5bde3a8d7152b6f0e294df23d54097c9

リバタリアニズム的刑罰観

以下は,時々,自然法などに関してやりとりしている神学者 富井健先生の論考である。読めば解るように,リバタリアニズムによる刑罰観である。ご参考までに。 http://www.path.ne.jp/~robcorp/QAE/44FFGVstrsA4Y80998.htm本当の司法改革とは? (1) 死刑制…

ヘーゲルを読み始める。

私と同年代で法哲学を勉強した人は,碧海純一の影響でヘーゲルを敬遠している者が多いと思われる。 私も最近まで,ヘーゲルを敬遠していたのだが,ある法学部生と対話して,ヘーゲルを読まないといけないなと思った。刑法学会の動向を見ても,こと刑罰論に関…