2007-01-01から1年間の記事一覧

もうそろそろ

第1回弁論が開かれる予定なので,niigataminamataの書き込みを再開します。被告<国 筆頭代理人佐久間健吉氏>から答弁書が提出されたので,OCRで読み込んでいる最中です。 新潟水俣病第3次訴訟の経過を公表するため,新たにブログを開設しました。新潟水…

3月6日の件で,コンテンツを補訂しました。当職はもう寝ているので自宅に電話しないでください(妻代理投稿)

3月6日の件で,コンテンツを補訂しました。当職はもう寝ているので自宅に電話しないでください(妻代理投稿)

もうそろそろ

第1回弁論が開かれる予定なので,niigataminamataの書き込みを再開します。被告<国 筆頭代理人佐久間健吉氏>から答弁書が提出されたので,OCRで読み込んでいる最中です。 新潟水俣病第3次訴訟の経過を公表するため,新たにブログを開設しました。新潟水…

国有財産の差押え(仮執行)について

http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E5%9B%BD%E6%9C%89%E8%B2%A1%E7%94%A3+%E5%B7%AE%E6%8A%BC%E3%81%88&ei=UTF-8&fr=top_v2&x=wrt 国有財産 差押えで私のブログにアクセスしている人が沢山いる。 国家賠償訴訟で勝訴した場合は, 検事正の椅子や判決をも…

Credo

今日は大亀先生の指導で,Credoの音取りをした。 特に練習したのは,114小節以降(Et unam sanctam catholicam et apostolicam Eclesiam.)であった。たぶん戴冠ミサ曲では,ここが一番難しい。 まず言葉をちゃんと発音するのがとても難しい。確かベートーベ…

戴冠ミサ曲

今日は にいがた東響コーラスの集まりで,コンサート録音を聴く会があったのだが,他の合唱団で,戴冠ミサ曲(Kroenungsmesse K.317)の練習があったので,そちらに参加した(見学)。 東響コーラスのメンバー(本籍は,戴冠合唱団らしい)も2−3人いた。 …

MOZART Kroenungsmesse K.317

教皇ヨハネ・パウロ2世により挙行された荘厳ミサ モーツァルト:ミサ曲ハ長調 K.317アーティスト: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,バトル(キャスリーン),シュミット(トルデリーゼ),ヴィンベルイ(エスタ),フルラネット(フェルッチョ),ウィーン楽友協会合…

正直であること・ザッハリッヒであること

http://d.hatena.ne.jp/revolu/20071021/p7#c2007-10-21■もらるとかばるととかふいゆは未熟な部類 で、本音では、先生がやるような形式で学問をやっていけば自分の人生設計がうまく行くからああいう風にまやかしのような論文を読み書きしているだけで、本物…

正直であること

■制度が俺に合わない 外国のものを知り、外国の学者の論文をしたり顔で引用したりするといった幼稚臭いことは、俺は大学受験勉強の熱狂の中ですでにとことんやってしまい、卒業した。それでそういうことは食傷気味になったし、要は意味が咀嚼できればいいん…

私の弟子たちへの苦言

師匠が何か言うたびに、いちいちリアルタイムにメモを取るものじゃない。師匠は、適当な思いつきモノをしゃべっていることが多いのだが、そういうことをメモされてチクられる可能性もある。 師匠が何かしゃべっている時は、師匠の目を見ていろ。 検察修習の…

勉強なんてカンタンだ!

勉強なんてカンタンだ! 齋藤孝の「ガツンと一発」シリーズ 第(1)巻作者: 齋藤孝出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2004/03/20メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (18件) を見るhttp://www.kisc.meiji.ac.jp/~saito/profile.ht…

インテレクチュアル オネスティ

■情けないhttp://d.hatena.ne.jp/revolu/20071014/p6 日本の学者は自分で考え自分のことばで語ってきたという経験がない。ほとんどは外国ものの翻訳。で、その歴史が国民に内面化されているため、外国学者の論文の引用は、ほぼ絶対的な説得力を持つ。id:feui…

自然法論雑感(書評)

法思想史講義〈上〉古典古代から宗教改革期まで作者: 笹倉秀夫出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2007/10/01メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (14件) を見る 私の一連の記事を読んでもらえれば分かるけれど,私の自然法に関する知…

指揮台の謎

指揮台と観客席とを隔てるような形で指揮台に柵みたいなものが取り付けられていることがあるが,あれは,「落ちない棒」「倒れん棒」というのが正式名称らしい。 (倒れん棒付き指揮者台 掲載ページ: http://www.gco.co.jp/fg/equip.html) 妻が<秋山和慶先…

悪法は法か

以下の論述は,私の思索の形成過程を未整理のまま,ぐたぐただらだら書いているに過ぎない。だから,ものすごく分かりにくい論述だと思う(この論考を書くにあたっては,東大出版会 現代法哲学1 法理論所収の「法の効力ーその存在論的把握ー竹下賢」・「遵法…

中沢桂先生との対談

第九とミサソレをぶっ通しでやったのだろうか? 3時間くらい拘束されるとホールから逃げ出したくなるだろう。日本抒情歌曲集アーティスト: 中澤桂,中田喜直,小林秀雄,山田耕筰,團伊玖磨,本居長世,斉藤佳三,平井康三郎,腰塚賢二出版社/メーカー: フォンテッ…

「行為論」

突然,刑法の「行為論」に話をうつす。存在論とかハルトマンとかが出てくるので,行為論と自然法論とは,どっかでつながりがあるようなのだ。 目的的行為論を採る人はもちろんのこと,実は,客観的行為論・意思的行為論を採る人も「行為は主観(目的)客観(…

新カント派

ちゃんと哲学や法哲学をやった人であれば,「私はこれこれの理由で新カント派を採用する」という理由付けができるのだろうが,「意識下の」「潜在的な」新カント派だから,そういう理由付けなどはない。もちろん,価値相対主義とか存在・当為二元論とか色々…

私が(未だ)「自然法」を肯定できない理由

私は,(法)哲学上の特定の立場をもっていない。 しかし,私はプロテスタント(ルター主義)の比較的原理主義に近い線におり−ルター派にもかかわらず学問と信仰とを分離するのは良くないと思っている−そういう意味での縛りはある。 実定法学でも法哲学でも…

4 自然法学は自然な法学,実証主義はアートな法学

「創文」という雑誌がある。大きな本屋さんで無料で配布されていたり,創文社の書籍を買うとおまけ(PR誌)についてくる30頁前後の雑誌である。キリスト教書店に置かれていることも多い。 数年前,某地方裁判所佐渡支部の待合室に「創文」が置かれてあった…

5 revolu氏の批判に対して

『自然法の内容を中学生にも分かるように(現代国語の解答文のように)説明せよ。(10点)』 私は,中学校の公民の教諭ではありませんし,高校の倫社・政経の教諭でもありません。だから,「中学生にも分かるように(現代国語の解答文のように)説明せよ。…

2 私の法哲学の先生

私の学部生時代(3年)の法哲学の先生は,井上茂の弟子であった。「教科書はないんですか?」と先生に聞いたら,「ない。どうしてもといわれたら法規範の分析(井上茂)を読んでほしい」と言われた。で,生協で教科書を買ったら横書きだった(松阪佐一(有…

1 序

私は,法律学(法哲学を含め),神学,哲学の研究を職業としていない。しがない法実務家に過ぎない。しかし,実務家を職業としつつも,法哲学,キリスト教神学への関心は,持ち続けており,このブログでも折々,その方面の管見を書いている(やはり弁護士ブ…

3 法哲学の先生に頭をぶん殴られたこと

N先生の講義や指導(質問に対する回答)で,今でも憶えていることが2個ある。ひとつは,「自然法的思考−その哲学的前提−」,ひとつは「当為命題」である。 (1) 自然法論の認識論的基礎 私は,自然法論者が前提としている哲学的基盤−事実・価値,存在・当為…

日弁連からチラシがまた来た

編集責任者 日本弁護士連合会事務総長 明賀英樹 第12号2007/9/19見出しから抜粋する修習直後の日弁連一般会費減額へ (既に弁護士ブログで批判が起きている。当該記事の批判は後でする。) 現61期修習生求職者情報を弁護士会で閲覧できます。(うちの事…

もう「上申書」なんて書かないからな!

平成19年(?)第XX号 申立人 生活大変 申入書 平成19年 月 日 N違法裁判所 破産再生係 御中 申立人代理人 弁護士 Barl−Karth 印 上記XX事件について,下記のとおり申し入れます。 記 本事件について,裁判所書記官を通じて「反省文」の提出を求められました…

代用監獄

勾留状謄本請求に際し,「被疑者は代用監獄N県警S署に勾留中」と書いたら,「代用監獄という用語は廃止されたので,<代用刑事施設>と書いてください」,と裁判所書記官から御指示があった。しかし,私の事務所では,未だに「代用監獄」という言葉を使って…

真の司法改革は,弁護士の因習的用語法の改善から始めるべきである。

同僚諸君に訴える。裁判所宛に「上申書」と題する書面を提出するのはもう止めよう。これほど因習的(conventional)な言葉遣いはない。 私は,従前,「上申書」という表題で提出していた書面-民事関係ーの表題を「申入書」「意見書」「挑戦状」「事務連絡書」…

Epistola-自然法教wを信奉し実定法団とたたかい「哲学こそ最高の学問」と考えているナイーブな中高生へ-

<leibniz0氏における自然法「思想w」と実定法「思想w」並びにこれらの「思想w」がナイーブな中高生に与えた影響>について,ブログにてエセーを書いてみたいと思っています。何ら学問的価値はないと思うけれども,一種の社会学的な言説原因分析になるか…